道親のみなさまへ
現在、世界中に新型コロナウイルスが広がり、日本もその脅威に晒されています。
これまでの歴史の中でも、人類はいくつもの大きな災害に見舞われてきました。
このような大きな災害は多くの人の生死に関わる重大な問題です。
この大きな災難に遭遇してしまった今、私達はどのように受け止め、どのように対応すればよいのでしょうか。
一つは、世界の人類が一致団結し、智慧を出し、一日も早く乗り越えることではないでしょうか。
一つは、自分自身を反省、懺悔し、自分が人に対してできることは何かを考え、できることを一つ一つ実行することではないでしょうか。
そして、現在この災難に対して携わって頂いている人達や物にも感謝しましょう。
本当の平和の有難さを知り、一日も早く新型コロナウイルスが終息して、再び平和な風《道の風》が来るよう、皆でお祈りしましよう。
● 道を学ぶ
私達は縁あって「道」を得ることができました。
この「道」とは、本来、生涯をかけて修行に修行を重ねてようやく得ることのできるものであり、かつては一部の聖人君子しか得ることができませんでした。先に修行があり、その後「道」を得たのです。
しかし今は、「得道」によって「道」を得ることができます。先に「道」を得て、そこから修行が始まるということです。
しかし、修行と言っても昔のような厳しい修行をする必要はありません。
人としての正しい道を歩んでいき、功徳を立てることが大切なのです。
功徳とは、無私の心で良い行いを実践することを指します。よく一日一善と言われるような簡単な良い行いを継続して行うことなどです。
天壇では、各種研修会や理解を深めるための講座などが行われています。
共に学び、功徳を立て、人としての正しい道を歩んでいきましょう。
道の宗旨・・・道とは何か、道の目的、道のあゆみ方が教示されたお訓し
天道の玉旨・・・日本道親の行動指針となるもの
内功・外功・・・私たちが歩むべき修道法