top of page
道とは

「道」とは、天地が始まる以前から存在する万物の根源であり、それを支える自然の法則であり、永遠に変わることのない真理です。
この「道」によって万物が生まれ、太陽や月も運行され、多くの命が育成されています。
そして、私達人間もこの道によって生かされています。

地球と宇宙

しかし「道」とは、その存在を感じ、大きな力として認識するもうまく表現できないところです。
その中でも古代中国の思想家老子様は、「清静経(せいじょうきょう)」の中で「道」という言葉について以下のように表現しています。

大道無形 生育天地

大道無情 運行日月

大道無名 長養萬物

吾不知其名

強名日道

大道は無形にして天地を生育し

大道は無情 にして日月を運行し

大道は無名にして万物を長養す

吾はその名を知らず

強いて名づけて道という

roushi.jpg

大道とは、形はないが、天地を生み育て、この宇宙の運行に秩序をもたらしているものであり、感情はないが、いかなる時も変わらず日月の時の流れを運行している。名は無いが、生きとし生けるもの、すべてを養い育てている。

その名をつけることは難しいのであるが、あえて道と名付けた。

植物も、動物も、人間も、この世にあるすべてのもの、たとえば星の運行さえも、この大自然の法則の中にあります。

毎日朝が来ること、春暖かくなると若葉が芽生えること、花びらの枚数、潮の満ち引き、それらはすべて、目には見えませんが大自然の法則によるものなのです。

普段は意識することのないその大自然の法則の中で、私たちは生かされています。

自然.tif

人には、人として守るべき「人道」があります。
日本で身近に使われる「道」には 、自分の修道や真理の追求のために行う柔道や剣道、茶道、華道、書道などがあります。
見ることのできない感じる心の境地を表現する言葉として、「道」という言葉が使われており、人道とは、古くから日本にある価値観なのです。

​あらゆる生き物は、自然の恵みによって生かされています。

自然の恵みの中で生きる私たちは、大自然の法則を知り、人としての道に沿って生きることが、健康と幸福につながるのです。

この、「人としての道」を得ることを「得道」と言います。

​「得道」に関してはこちらのページをご覧ください。

以下の動画にて「道」についてわかりやすく説明していますので、どうぞご覧ください。

bottom of page