● 得 道
人々は遥か昔から様々な分野においてこの世の現象を解き明かすことで、道を得ようとしてきました。また、柔道、剣道、書道、茶道など、技術や知識を身につけるだけでなく、精神的にも自分を磨くことによって道を得ようとしてきました。
そして、偉大な宗教家達は修行に修行を重ね、「人としての正しい道」を追い求めてきました。
この「人としての正しい道」を得ることを「得道」と言います。
また「得道」では、現世に於いて人としての道を得るだけでなく、身体を抜け霊性(魂)になってからの天への道も得ることができます。
これは、古より老子・孔子などの聖人賢者によって代々受け継がれてきた、魂の救いの法であり、かつてはごく一部の選ばれたものしか得ることができませんでした。
しかし現在では、縁ある人全てに得道の機会が得られるようになったのです。
「得道」するためには「得道式」に参加する必要があります。
「得道式」では、「霊籍の変更」と「三宝の伝授」を行います。
【霊籍の変更】
霊性の籍を、六道輪廻の世界である「地府」から、霊性の本来の故郷であり神仏の世界である「理天」に移します。即ち、六道輪廻から解脱するということです。
【三宝の伝授】
三宝は、この世でのお守りとなり、また、理天に帰るためのパスポートとも言えるものになります。
玄関竅(げんかんきょう):正しい霊性の出入り口。絶対の力があります。
口訣(こうけつ):お唱えの言葉。気としての力があります。
合同(ごうどう):手の組み方。形としての力があります。
得道式では、点破(てんぱ)によって玄関竅に霊性の通り道を作ります。
それによって、亡くなった時に霊性が正しい出口から出ることで理天に向かうことができ、理天の入口で合同を組み口訣を唱えることで理天に入ることが出来ます。
日常生活に於いては、災難などに遭遇した時、玄関竅に意識を集中し、合同を組み、口訣を唱えることで、神佛からのご加護により厄災から身を守ることができます。
また、点破によって本来の自分自身である霊性を無意識に感じることができるようになり、これが人としての正しい道を歩むための手助けとなります。また、点破によって全てのチャクラが活性化し、心身共に健康となり、これもまた人としての正しい道を歩む手助けとなります。
「得道式」は誰でも受けることが出来ます。また、宗教的な改宗儀式ではありませんので、信仰している宗派は問いませんし、無宗教でも構いません。
「得道式」は、日本各地の「天壇」にて行われています。
「天壇」に関してはこちらのページをご覧ください。